看護師を一度辞めてエンジニアになって感じた看護師の仕事の良さ【転職失敗】

仕事

僕は田舎の病院で看護師を4年半経験した後、30代でWebエンジニアに転職しました。

しかし、Webエンジニアの仕事が自分に合わないと感じたため、退職して看護師に戻ることを決意しました。

今回は僕が一度看護師を辞めて転職に失敗して気付いた、看護師の仕事の良さについて書いていこうと思います。

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人との関わり

Webエンジニア時代は社内でのコミュニケーションしかなく、客先との関係は取引で必要なコミュニケーションのみでした。

Webエンジニアに比べ、看護師では同僚や多職種の医療スタッフ以外にも、患者さんとの関わっている時間が長く、コミュニケーションを取る時間が多いです。

その関わりの中で以下のようなメリットがあると僕は感じています。

人の温かみを感じる

看護師は患者さんとの関わりの中から感謝の言葉をもらうことが多いです。

看護師の仕事自体が患者さんの治療や生活には必要不可欠です。

看護師のように仕事をして直接感謝をしてもらえる仕事はなかなかないと感じています。

エンジニアとして働いていたときはそういったことはなく、料金を受け取って仕事をするのみ。

感謝の言葉はあっても文面で少しのみでした。

人の役に立っているのか?はっきりとYesとはいえないかな…と感じていました。

人を深く知れる

患者さんの中には経過が長く、深く関わる方もいます。

家ではどんな生活をしていたのか?

高齢者の方にはリタイア前はどんな仕事をしていたのか聞くのが個人的に一つの楽しみでした。

患者さんの中には想像がつかないようなとんでもない暮らしをしている人もいます。

看護師をしていると、世の中には色々な人がいることを思い知らされます。

人間関係が広がる

看護師として病院で働いていると、患者さんや医師の他にも、リハビリスタッフや他の職種と関わることが多いです。

田舎の病院だと、共通の知人がいたりして、話が盛り上がることがあります。

医療従事者はそれなりの教育を受けた人が多く、話が通じないなどの厄介な人と仕事で関わることが、あまりないように感じます。(バイトや自動車整備士、エンジニアなど経験上)

人生において人との出会いはとても大切な要素だと思っています。

エンジニアであると、これらのような人と関わる機会が少なくなる傾向にあり、大きな損失だと感じました。

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体を動かす頻度

看護師は患者さんのベッドサイドに足を運んだり、患者さんの体を拭いたり、持ち上げたりと体を動かすことが多いです。

仕事自体が運動になっています。

逆にエンジニアは一日中デスクワークになりがちです。

日常的に体を動かすことで、以下のような良い点があります。

体力低下を防げる

30代をすぎると、年齢を重ねるごとに人間の筋力や体力は低下していきます。

ジムに通ったり、定期的に運動やスポーツをしているのであれば良いですが、運動習慣のない場合、体力低下は顕著に出ます。

看護師は体を動かして仕事をすることが多いため、デスクワークによる健康被害の予防だけでなく、仕事自体がダイエットにつながります。

僕は看護師を一度辞めたとき、一ヶ月で体重が3kg増えました 笑

健康への影響

WHOでは座り過ぎに対して警鐘を鳴らしています。

長時間のデスクワークの慢性化は特に危険とされています。 内臓や内分泌系にも支障が出て、糖尿病や高血圧、脳梗塞や心疾患、がんなどの重大な病気の引き金になる可能性があります。

また、うつ病や認知症など、メンタルヘルス面への悪い影響も大きいと言われています。

エンジニアでも、スタンディングデスクなどで仕事をしていれば良いかと思いますが、体を動かす習慣をつけないと、長期的にみて健康への悪影響が避けにくい傾向にあると感じています。

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休日のパターン

エンジニアでは基本土日祝日休みの会社が多いです。

一方、病棟で働く看護師では休みが不定休なため、家族や友人と休みを合わせづらいです。

しかし、外来担当の看護師や手術室の看護師では、基本的に土日祝日休みであり、一般の会社員と同じように休日を取ることもできます。

病棟看護師でも、休日の希望を出すことが可能です。

事前に予定がわかっていれば家族や友人と休みを合わせることもある程度可能です。

ライフスタイルに合わせた休日の取得が可能

病棟勤務の看護師では、事前に希望の日にちを申請すれば好きな日に休日を取得できます。

僕の場合、世間が混み合わない平日休みが好きなため、平日に希望の休日を取ることが多いです。

平日休みはどこに行くにも空いていることが多いので、時間を有効に使うことができます。

また、宿泊の場合も平日のほうが料金が安い日が多く、経済的にも優しいと感じています。

連休が取りやすい

エンジニアの場合、土日祝日休みの会社が多いため、有給を取らない限り、連休はカレンダー通りになります。

一方、看護師は希望の休日をつなげることで、好きなタイミングで連休を取得することが可能です。

僕は旅行が好きなので、月の変わり目である、月末と月初めで連休をつなげ、一週間連休をとったりしていました。

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転職時の待遇や福利厚生

転職しやすい

エンジニアは一般的に転職が盛んな業界であり、それなりの技術を持ったエンジニアであれば大手の企業やスタートアップのベンチャー企業に転職も可能です。

看護師の場合も引く手数多のため、どこの医療機関でもたいてい簡単に入れたりします。

大きい病院では福利厚生が良い

エンジニアの場合実力主義な面があり、学歴や、実力がないと、大手の企業や高待遇の企業には入れません。

大きい企業になるほど利益率が大きいため、大きい企業ほど福利厚生は充実してきます。

実力があれば福利厚生の良い企業に就職可能ですが、実力が伴わない場合、中小企業で福利厚生は大企業に見劣りしてしまうでしょう。

看護師の場合は実力よりも経験した科や経験年数を重視する傾向にあります。

大体の地域には中核となる大きい病院が存在します。

大きい病院ほど収益率が高く、福利厚生が良い傾向にあると感じています。

大きい病院では託児所があったり、家族手当等の子育てへの支援も手厚い傾向にあります。

また女性の多い職場のため、子育てをしている家庭には理解があり、子供の急な体調不良等でも休みを取りやすいです。

他に社員割など会社ごとに様々な福利厚生もある場合があります。

また、給料も高く安定するため、メンタルも安定するでしょう。

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職場の人間関係

変な同僚に遭遇する率が低い気がする

どこの業界にも会社に一人は変だったり嫌な人がいます。

僕はエンジニアとしては一社しか経験していませんが、エンジニア界では会社には変だったり嫌な同僚が必ず一人はいると言われています。

僕が入った会社は人数の少ない会社でしたが、一人コミュ障のスタッフがいてコミュニケーションもまともに取れないことから、コミュニケーションエラーも起こるし、一緒に仕事はできないとつくづく思いました。

一方看護師業界でも変だったり、嫌な人が一人はいるとよく言われます。

しかし、田舎では世間が狭いため、意外と変だったり嫌な人に遭遇しにくい気がします。

看護師になるには、大学や専門学校で厳しい実習を乗り越えなければならず、そこでふるいにかけられます。

そこで問題のある人は看護師になる前に辞めていってしまうことも関係ありそうです。

エンジニアは男性が多く、看護師は女性が多い

エンジニアの場合、男性が多い傾向にありますが、看護師の場合女性社会です。

女性社会特有の人間関係に嫌気がさす人もいるでしょう。

しかし、女性社会では男性社会のような上下関係もなく、フラットな人間関係になりやすいです。

僕の場合、それが段々と心地よくなっており、女性社会のほうに身を置いていたほうが楽に感じています。

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まとめ

いかがでしたか?

僕の経験での看護師とWebエンジニアの仕事の違いについてまとめてみました。

僕は看護師を辞めて一度Webエンジニアという仕事に就くことで、看護師の仕事の環境がいかに恵まれているのかに気づくことができました。

しかし、これらの仕事の特性は人や職場によって変わってきますし、好みも人それぞれです。

あくまで参考程度にしていただけると幸いです。

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