タイトル通り、30代前半未経験でWebエンジニアでの内定を頂きました。
業務内容としては、デザイナーが仕上げたデザイン通りにコーディングするものとなるそうです。
使用言語はHTML、CSS、Javascript、jQuery、PHPを使用したものとなります。
そもそもなぜWeb業界への転職を決意したか
僕は看護師をしており、平均年収以上の年収を受け取りながら安定した生活を送れていました。
看護師の仕事は人に感謝もされ、やりがいのある仕事ではありましたが、医師の指示のもとで働かなければならず、自分の裁量で働くことができない仕事環境でした。
また、今のままでは会社に依存した働き方しかできず、独立するには訪問看護ステーションを作ることしか思い当たりませんでした。起業するにも場所や従業員を多く抱え込んで営業をしていかなければならないため、業績が傾いたときのリスクが大きいというのがネックになっていました。
しかし、コロナ禍でリモートワークが流行りだし、プログラミングブームで「Webエンジニアはフリーランスで独立すればパソコン一台で独立し、年収1000万は稼げる」というワードが耳に入ったことで、プログラミングに興味を持ち始めたことがきっかけとなりました。
Web系で独立すればリスクを小さく、今より自由な働き方でより多くの年収が稼げると思い転職を決意しました。
僕は結婚しており、現在妻と1ヶ月の乳児もいます。
妻も看護師で収入は安定しているため、渋々ですが、僕の決意を受け入れてくれました。
プログラミング学習には何を使用したか
まずはオンラインプログラミング学習サービスの「Progate」を利用し、独学でHTML、CSS、Javascriptを学習しました。
その後「Tech Academy」のフロントエンドコースでHTML、CSS、Javascript、jQuery、Bootstrap、Baas、Vue.jsについて学習しました。
ネットでは大金を払ってまでTech AcademyやTech Campなどのオンラインプログラミング学習サービスは使わなくても良いという情報はありますが、僕は使ってよかったと感じています。
Tech Academyを利用して感じたメリット、デメリットに関しては後々紹介していきます。
就職先を選んだ基準
僕が住んでいるのは田舎です。
多くのIT企業は東京に集中しているので、田舎ではあまり選択肢がありません。
求人を探していると中にはフルリモートワーク可能な求人もあるのですが、未経験からのフルリモートワークは少し簡単な質問をしたいと思ってもチャットで聞かなければならず、質問し辛くなります。
Tech Academyでslackを使用して質問をしていたときも、聞き辛かったり、質問の意図が伝えづらかった経験があったことから、初めての業務はオフィスでの業務が良いという結論を出し、地元での求人を探すことにしました。
そのため、数少ない中からの選択になります。
僕の場合は2択ありましたが、ほぼ一択に近い状況でした。
- 必須条件がホームページ制作経験ありで、HTMLの知識があればOKな4人の小さな会社
- Web制作経験が3年以上のディレクション経験が必要な30人規模の会社
僕に残された選択肢は①の会社のみとなり、募集に応募し、面接を受けることになりました。
面接はどうだったのか
面接は会社のオフィスで社長と行いました。
8月の真夏の中でしたが、面接の服装について聞くのを忘れていたため、スーツを着て面接に臨みました。
Web業界は他の業界に比べ、カジュアルな服装OKなところが多いようですが、事前に聞くのを忘れていたため、悪く思われるよりは良いだろうとのことでスーツを着ていくしかありませんでした。
しかし、面接が始まると暑いだろうと気を使っていただき、ジャケットを脱いで良いと許可をもらい、結局はジャケットなしで臨むことになりました。
面接自体は小さい会社のためか、ラフなものでした。
質問に対してガチガチに準備していたのですが、拍子抜けしました。
HTMLの知識があれば十分と求人票に表記があったのですが、ポートフォリオの提示を求められました。
Tech Academyで事前にフォトグラフィーサイトを作成していたので、それを提出できたので問題ありませんでした。
やはりWeb業界の面接ではポートフォリオサイトの提示は暗黙の了解なのかなと。
面接の中では、私の経歴について一貫性がなかったためそこを突っ込まれましたが、自身が勉強好きで様々なことを知りたい正確であることを説明し、納得いただけたようです。(自動車整備士→語学留学→看護師のキャリア変更について)
趣味の話や、お互いに猟師をしていたこともあり、猟にAIやドローンの導入をしたらチャンスがありそうなどと色々な雑談で盛り上がり、最終的に採用が決まりました。
この会社の面白い所として、5年後には社員の独立を推奨しているそうで、「5年間は会社内で働きながら勉強して独立目指してね」とのことでした。
終身雇用が崩壊した現在を早くも反映している面白い会社だなと感じました。
面接が終わり、最後に社長のやりたいことや会社の紹介、今後のビジョンの説明、会社内を見学させてもらいました。
社員さんは社長が次々に新しくやりたいことを始めるため、「ついていくのが大変」とは言っていたので覚悟して業務に臨みたいと思います。
これがゴールではない、スタートラインに立ったばかり
とりあえずWebエンジニアとしての採用は決まりましたが、これはゴールではなく、スタートラインに立ったばかりです。
会社に入れば安泰という時代は終焉を迎えました。
遅くても5年後には独立できるよう精進していきたいと思います。
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