こんにちは。Laurier(ローリエ)です。
皆さんは看護師の年収と聞くと平均よりも収入が多めで、余裕のある暮らしができそうと想像するのではないでしょうか?
結論を言ってしまうと、実際に我が家は看護師夫婦で共に平均年収以上は稼げています。
今回は日本の平均年収や平均世帯年収、看護師の平均年収のデータを元に、実際に看護師夫婦はお金持ちな方なのかどうか考え、実際の僕たち看護師夫婦の年収を公開していきます。
全国の全職種の平均年収
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年の日本の平均年収は約458万円となっています。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると年収の中央値は約396万円となっています。
実際のところ、平均年収はかなり収入がある人が数値を上げていることもあり、実態としては中央値の年収の方が信頼できる数値と言われています。
男女別の全職種の平均年収と中央値
男女別の平均年収と年収の中央値は以下のようになります。
項目 | 平均年収 | 中央値 |
男性 | 約563万円 | 484万円 |
女性 | 314万円 | 270万円 |
男女間賃金格差の発生原因は多種多様であるが、最大の要因は男女間の職階(部 長、課長、係長などの役職)の差であり、勤続年数の差も影響していると考えられます。 また、 家賃手当や家族手当等の手当も影響していると考えられます。
平均世帯年収
厚生労働省が公開する「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、2018年時点における日本全体の平均世帯年収は約545万円であることがわかっています。
それに対し、世帯年収の中央値は423万円であり、世帯平均年収と120万円程の差があります。
看護師の平均年収
厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、 2022年の看護師の平均年収は約508万円 となっており、ここ数年のデータでは、看護師の平均年収は増加傾向にあります。
コロナ禍後のインフレに伴い物価も上昇していることから、厚生労働省も「看護職員など医療従事者全体の賃金を2024年度に2.5%、25年度に2.0%引き上げる」という方針で話が進んでいます。
実際に僕は2024年の5月から1ヶ月に対して1万数千円程賃金が上がりました。
このことから、インフレが進めばこれからも看護師の年収は上昇していく傾向にあるでしょう。
看護師の平均年収を全国の全職種と比べると、平均年収458万円、中央値396万円より50〜110万高いと言えるます。
ただし、この平均年収はあくまでも全国の平均です。 看護師の平均年収は勤める地域などによっても差があるため、注意が必要です。
男女別の看護師の平均年収
看護師の平均年収を、男性・女性で比較すると、下記の表のようになります。
項目 | 男性看護師 | 女性看護師 |
平均年収 | 505.9万円 | 490.0万円 |
平均年齢 | 38.8歳 | 41.5歳 |
男女で年収に差が出る理由としては、男性は大規模の病院で働くことが多いため収入が上がりやすいこと、女性は子育てで育児休暇を取得したり、出産を期にクリニックなどの小規模な個人医院に移ったり、子育てとの両立に伴い就業の制限により収入が下がることに起因していると考えられます。
参考に看護師の年収の中央値を調べてはみましたが、わかりませんでした。
規模の大きい病院ほど年収が高い傾向
看護師は勤務先によって、平均年収に差があります。
以下の表は、看護師の主な職場ごとの平均年収を比較した表です。
職場 | 平均年収 |
---|---|
救急救命病棟(ER) | 約540万円 |
大学病院 | 約490万円 |
大型総合病院 | 約470万円 |
クリニック | 約390万円 |
介護施設 | 約375万円 |
医療的な知識が求められ、規模が大きい場所ほど看護師の年収は高くなる傾向にあります。
田舎で暮らす僕たち看護師夫婦の年収
僕たち夫婦は岐阜県の北部、飛騨高山に在住しており、人口8万人程の田舎です。
僕たち夫婦は共に地域の総合病院に努めています。
夫婦ともに30代。僕は年収500万程度。妻が年収620万程度です。
夫婦2馬力で世帯年収は1100万程度あります。
僕は看護師になる前に違う仕事をしていて、看護師の経験年数が少ないため妻のほうが稼いでいます。
僕達看護師夫婦は平均世帯年収の552.3万円の約2倍、世帯年収中央値437万円の2倍以上稼げている計算になります。
よって、世間一般の世帯よりも看護師夫婦は金持ちと言えるでしょう。
周りから看護師夫婦は金持ちという印象は持たれているのか?
周りから看護師夫婦は金持ちという印象は持たれているのかといいますと、金持ちという印象は持たれているようです。
これは都会よりも収入の低い田舎であることも影響があるのかもしれません。
実際に僕の回りには看護師夫婦が多くいますが、余裕のある生活は送れている方です。
世帯年収は多くても使い方を間違えるとすぐになくなる
夫婦で世帯年収1000万超えと聞くと、お金をたくさん使えると感じる方もいるかと思います。
しかし、人間の欲望には際限がなく、どの方面にもお金を使っていては、あっという間になくなってしまいます。
周りの看護師夫婦でもお金に余裕がないという人もいます。
生活レベルを上げてしまい、浪費癖もついてしまうと老後や何かがきっかけでお金が稼げなくなったときに、生活レベルを下げて、質素な生活を送るのに大きく苦労します。
そのため、僕たち夫婦はお金に余裕があってもなるべく質素な生活を送るよう心がけ、給料の半分ほどは貯蓄や投資に回すようにしています。
もちろん楽しむべき時はしっかりとお金は使うようにしています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は平均年収、世帯平均年収、看護師の平均年収と田舎の僕達看護師夫婦の年収を元に、看護師夫婦は一般世帯よりも金持ちであるという結果になりました。
最後に世帯平均年収、看護師の平均年収と田舎の僕達看護師夫婦の年収まとめておきます。
世帯平均年収 | |
一般世帯 | 545万円 |
看護師夫婦 | 1016万円 |
僕達田舎看護師夫婦 | 1100万円 |
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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