男性看護師ってどうなの?男性看護師あるある

仕事

こんにちは。Laurier(ローリエ)です。

僕は2022年現在、急性期病院で看護師として働いており、看護師6年目に突入しました。

男性看護師として年数も経ち、それなりに色々な経験をしてきたと思っています。

今回は僕が今まで経験してきた、男性看護師ならではのあるあるを公開していきます。

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仕事の時

病棟看護師として働いている時のあるあるは以下のようになります。

患者の移乗などの力仕事を頼られる

これは男性ならではの定番あるあるだと思います。

看護師は患者をベッドの上で持ち上げたり、車椅子に移乗の介助をするような重労働がよくあります。

特に体重のある患者の場合、女性だけでは無理だと判断され、女性スタッフによく呼びだされます。

男性ならではの身体的特徴を活かせる良い機会だと思い、僕は結構張り切ってやっています。

少し嫌な仕事を任されやすい

これは人にもよるかもしれません。

「これやってくれる?」と任された仕事を軽く引き受けたところ、蓋を開けてみれば結構嫌な仕事だったということはよくあります。

女性スタッフ同士だと、嫌な仕事を任された時に後々陰口を言われるという懸念がありますが、男性ならドライな人が大半のためだと思われます。

女性スタッフとの距離感のとり方が難しい

看護師は女性社会であるため、その中の男性看護師となると距離感のとり方が難しいです。

看護師同士の雑談でも、女性ならではの会話が多く、どう話に溶け込もうか戸惑うこともあります。

しかし、女性社会にどっぷりと浸かっていて女性と過ごす時間が多いため、それが当たり前となって、そのうち女性の中に自分一人でも特に気にならない悟りの領域に入っていきます

看護師という女性社会の中での数少ない男性看護師ならモテるんじゃないの?と思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。

男性看護師でも看護師と結婚している人も多いですが、独身の人も結構います。

看護師の世界の中では、男性看護師は”男性”として扱われていないなんてことも定番のあるあるです。

男性看護師の仲間が少ない

厚生労働省が公表している「平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)」によると、2018年時点での看護師の男女比は、男性7.8%:女性92.2%と報告されています。

近年男性看護師は増えている傾向にありますが未だ1割未満と少なく、女性社会の看護師の世界ではまだまだ少ない存在です。

そんな中で職場に他の男性看護師がいると、不思議と仲間意識が芽生えてきます。

女性患者への対応を断られることがある

入院患者の中には様々な年齢層の女性がいます。

その中には時々男性看護師の対応を断る患者もいます。

若い女性患者なら拒否されるのも納得できます。

しかし、中年〜高齢の女性患者に断られると、自分の中ではそういう気持ちもわかってはいるものの、なんだか自分を否定されたような気持ちになり、少し悲しい気持ちになります。

女性患者から対応を断られることはあるものの、逆に若い男性患者への対応を任されることは男性看護師あるあるだと思います。

患者に医者や理学療法士に間違われる

高齢の方や認知症のある患者さんに医者や理学療法士に間違われることがよくあります。

これは医者や理学療法士といえば男性のイメージが強いからでしょう。

認知症患者さんで、看護師の指示を聞いてくれない人に、医者のふりをして説明したらうまくいったなんてこともありました 笑

セクハラ患者の対応を任される

患者さんの中には、女性スタッフに対して触ろうとしたりしてセクハラをしてくる人もいます。

こういう時男性看護師なら…と対応を任されることがあります。

セクハラ患者さんが女性看護師が来ることを期待している中で、男性看護師が来て、さぞガッカリしていることを想像すると笑えてきます 笑

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普段の生活

仕事だけでなく、生活にも男性看護師ならではのあるあるがあります。

それを以下にまとめていきます。

安定した仕事についていると思われている

病院に勤務する看護師のイメージとして安定している仕事と思う人が多いでしょう。

確かに病院は大きいところが多いですし、必要なインフラです。

しかし、日本の病院の約半分は赤字経営であり、実際に赤字の病院に勤務している身としては、「いつまで自分の勤務している病院が持つのだろうか?」と、結構不安を抱えながら勤務しています。

何故か介護士と思われることがある

高齢の方と自分の職業について話をしていると、介護士と間違われることがあります。

男性看護師はまだまだ少数派ですし、看護師に男性がいること自体知らない人もいるかもしれません。

「かんごし」と「かいごし」と音が似ているということも間違われる原因の一つでしょう。

間違われたら、しっかりと「介護士ではなく、看護師です」と間違いを認識してもらうようにはしています。

女性をみてもなんとも思わなくなる

看護師になる前は女性をみると、何かと気にかけることが多かったです。

男性なら、道行くきれいな人をみかけると目が言ってしまいがちだと思います。

しかし、看護師になってからは女性社会に身を置きすぎたせいか、女性をみてもなんとも思わなくなってしまいました。

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男性看護師になってよかったか?

看護師という女性社会の中で肩身の狭い男性看護師ですが、仕事は楽しくやっています。

結論としては、男性看護師になってよかったと思っています。

看護師になったことで人体や病気、薬など医療や介護に関する知識がつきました。

他の業界も経験してみたいという思いはありますが、看護師になったことで人の病気や人生、死を間近で診るという貴重な経験を積ませてもらって、勉強になることが多くあります。

そういった経験を経て、自分の人生を見つめ直し、人生で何が大切なことなのか、何を優先すべきなのかが少しずつ分かってきたと思っています。

男性看護師歴5年間で得た、僕の男性看護師あるあるに少しでも共感を得られて楽しんでいただけたでしょうか?

これからも男性看護師として女性に負けないよう、さらなる高みを目指して頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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