タイトルの通りです。
僕がなぜWebエンジニアを一ヶ月で辞めたのかを語っていきます。
なぜWebエンジニアを辞めたのか?
看護師から独学でやっとでWebエンジニアに転職したのになぜ短期で辞めてしまったのか?
理由は以下のとおりです。
- 入社した会社が簡単なWordpressテーマを編集した、HTML CSS PHPの編集程度の簡単な制作案件しか取り扱っていなく、件数が少なかった
- 社内に優秀なエンジニアがいなかった
- 社外の人間との関わりもメール程度で、社内のみの関わりしかなく人間関係が希薄
- デスクワークが辛い
- 土日休みが自身のライフスタイルに合わない
入社した会社が簡単なWordpressテーマを編集した、HTML CSS PHPの編集程度の簡単な制作案件しか取り扱っていなく、案件数が少なかった
WordPressのテーマの編集にはHTML CSS PHPの知識が必要です。
これらのスキルを身につければある程度は稼げますが、年収300〜400万がいいところです。
入社した会社では、Webサイトをコーディングのみで制作するのではなく、Wordpressテーマの編集程度の簡単なコーディングの仕事しかなく、まともなスキルも身につかないと感じました。
しかも、会社の過去のサイト制作のリストをみさせてもらったところ、3〜4年で20〜30数件しかありませんでした。
これではこの会社に勤務し続けていたとしても、Web制作以外の業務が多く、Web制作のスキルを身につけるまでに多大な年数がかかってしまいます。
また、フリーランスとしてやっていくために、JavascriptやVue.jsなどのフレームワークのプログラミングスキルをもっと身に着けたいと思っていましたが、仕事しながら学ぶ場もありませんでした。
自らWeb制作でJavascriptやVue.jsを使って案件をこなせばいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、仕事中では時間の限りもあるため、慣れない言語での制作では、時間がかかってしまい、締切に間に合わなくなる可能性もあります。
社内に優秀なエンジニアがいなかった
社内に2年目のエンジニアの方はいましたが、使用言語はHTML CSS PHPのみ。
Javascriptは全くわからないとのこと。
こちらが疑問に思って聞くことも半分くらいは質問で返される始末。
結局わからないことはGoogle先生に訊いて問題解決していくばかりでした。
これでは入社した会社に勤務して続けていても、独学でやっていくのも同じではないかと感じました。
社外の人間との関わりもメール程度で、社内のみの関わりしかなく人間関係が希薄
これが意外と辛かったです。
看護師時代は毎日患者や多職種の方とのコミュニケーションが必要で、雑談も多かったです。
しかし、IT業界に入ってみて、仕事関係のコミュニケーションは多少あるものの、社外との関わりはメールや電話応対などの業務的なもののみでした。
誰とも喋りたくない方には良いのかもしれませんが、僕には辛かったです。
喋らなさすぎて頭がおかしくなるかと感じた程です。
IT業界に入ってみて、自分は意外と人と関わるのが好きな人間なんだと実感できました。
元々リモートワークに憧れてWebエンジニアを目指したわけですが、リモートワークになると、コミュニケーションの機会がさらに減るため自身には向いていないのではと思いました。
デスクワークが辛い
Webサイトのコーディング中はデスクワークばかりで臀部が痛くてしょうがなかったです 笑
よくよく考えてみると、僕は元々じっとしているのが苦手で、体を動かすことが好きなタイプです。
看護師時代は動いてばかりでしたが、コーディングなどの作業をしていると、一日中デスクワークになり、運動不足になります。
一ヶ月でかなり体力も落ちたと実感しています。
体力低下防止の為、通勤は徒歩で片道25分歩きましたが、体力は低下の一途でした。
一日中デスクワークは長期的にみても健康を損なうため、仕事とは別に運動の時間を設けなければいけなくなります。
デスクワークは僕には向いていないと思いました。
土日休みが自身のライフスタイルに合わない
看護師時代は平日休みが多く、平日の外出はどこも比較的空いているので時間を有効に利用できました。
しかし、土日休みではどこに行っても人だらけなので、人混みが嫌いな僕は外出する気になれませんでした。
また、土日の飛行機やホテル代は平日に比べて高いため、旅行に行くにもお金も時間もかかるようになってしまいます。
一度平日休みの良さを実感してしまうと土日休みには戻ることはできないと思いました。
なぜ転職に失敗したのか?
思い切って転職したのに、なぜ今回Webエンジニアに転職したのが失敗だったか、自分なりに考察してみます。
- 転職後のイメージが大雑把だった
- 転職後の会社でどのようなスキルを身につけることができるか下調べが足りていなかった
転職後のイメージが大雑把だった
自身が大雑把な性格のためか、転職後のイメージが足りなかったように感じます。
転職後の一日の流れや、休みをもっと具体的に想像するべきでした。
自分が生きていく上で何を重視しているかなどの価値観も意識し、転職後の生活でそれが実現できるのか考えることが必要だと思いました。
転職後の会社でどのようなスキルを身につけることができるか下調べが足りていなかった
転職にはそれぞれの目的があるかと思います。
転職後、入社した会社で何を学べるのか?
どういった仕事をさせてもらえそうか?
これらの下調べが僕は足りていなかったと思っています。
僕の場合、事前に入社する会社のホームページは確認していましたが、作成したWebサイトを詳しく確認していませんでした。
また、入社前に面接でどのような言語を使用してプログラミングをしているのか?
自分が学びたい言語は使用しているのか?
どれだけの数のWebサイトを制作してきたのか?
等の確認不足が重なり、自分の想像していた業務と実際の食い違いが発生してしまいました。
これらの結果、転職の失敗につながってしまったと思っています。
これからのプランは?
Webエンジニアの仕事が自身に合わないとわかった以上、Webエンジニアを続ける気はありません。
僕自身が人と接する仕事が好きなことがわかったことから、看護師の仕事が向いていると認識できたため、看護師に戻ることにします。
今回の転職の失敗は自身に合わないことを発見する機会となり、これはこれで良かったと思っています。
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