こんにちは。Laurier(ローリエ)です。
僕は子供が生まれて3ヶ月で異業種への転職を経験しました。
子供が生まれたばかりでの転職では、自分だけでなく妻にも様々な苦労があったと思います。
この記事では、子供が生まれたばかりの時期に異業種に転職した僕の体験談と、その振り返りをしていきます。
子供が生まれたばかりで転職を迷っている方々、子供が生まれるけど転職を考えている方々へ参考になると幸いです。
妻が妊娠中に異業種への転職を決意
当時僕達夫婦は、夫婦ともに別々の病院で看護師をしていました。
僕は30代前半、妻は30代後半です。
夫婦共に病棟勤務で夜勤もこなしており、家事の分担は明確化しておらず、自然と手が空いたほうが行うようになっていました。
洗濯、掃除、料理、食材の買い出し、洗い物など全て、ほぼ均等に分担できていたと思います。
そんな生活を続けている中、妻が妊娠しました。
どうして妊娠している時期に転職を考えていたのか?
妻が妊娠した頃、僕は看護師を一度辞め、Webエンジニアになってみたいという思いがありました。
どうして妻が妊娠している時期に転職を考えていたのか、理由は以下のようになります。
- 当時COVID-19が流行し始めた年であり、医療の仕事にうんざりしていた
- 看護師を続けてもやりたいことがなかった
- Webエンジニアでフリーランスとして独立すれば看護師よりも稼げる可能性があること
- 昔からIT関連の仕事に興味があった
- 年齢も30歳を超え、世間一般的な転職の年齢の期限が迫っている焦りがあり、なるべく若い間に自分を試してみたいという思いがあった
このような理由で僕は転職を考え始めました。
転職をしたいことを妻に打ち明ける
妻が妊娠していて、出産をひかえている時期に僕は看護師を辞めてWebエンジニアになりたいことを打ち明けました。
妻は元々僕にはやりたいことは何でもさせてくれる理解のある人間だったので、すぐに了承してくれました。
妻とは昔付き合ってからも、カナダへの語学留学や看護専門学校への進学、狩猟等何でも“自分の人生だから”と許して見守っててくれました。
妻が許してくれた背景として、妻も看護師で僕が働けなくても十分に暮らしていける収入があったことが大きかったと思っています。
妻が僕の転職を了承してくれたため、僕は看護師からWebエンジニアに転職すべく、プログラミング学習を進め、転職活動をした末、地元の田舎のIT企業に転職することになりました。
子供が生まれたばかりの時期に異業種への転職をしたメリットとデメリット
子供が生まれて約3ヶ月目くらいに僕は看護師を辞め、Webエンジニアに転職しました。
しかし、田舎でWebエンジニアを続けることはせず、すぐに僕は看護師に戻る道を選びました。
以前と同じ職場に戻る選択はせず、今までと違う病院に入る道を選んだため、僕は子供が生まれたばかりの時期に2度転職を経験したことになります。
なぜWebエンジニアを辞めて看護師に戻ったのかは下記の記事にまとめています。
詳しく知りたい方は下の記事を御覧ください。
子供が生まれたばかりの時期に転職を経験して感じたメリットとデメリットは以下のようになります。
子供が生まれたばかりの時期に異業種への転職を経験して感じたメリット
子供が生まれたばかりの時期に異業種への転職を経験して僕が感じたメリットは以下のようになります。
- 退職前の有給消化や転職までの合間で家族の時間を作れる
- 仕事へのモチベーションが上がった
転職の合間に有給消化などで家族で何十日もゆっくりと時間を作れたことは大きかったと思っています。
一度看護師を辞める前は看護師の仕事へのモチベーションはかなり下がっていたのですが、次の仕事期待もあり、Webエンジニアになるためのモチベーションはかなり上がっていたと思います。
子供が生まれたばかりの時期に異業種への転職を経験して感じたデメリット
一方、子供が生まれたばかりの時期に転職を経験して僕が感じたデメリットは以下のようになります。
- 新しい仕事が始まると、新しいことを学習しなければいけないので家族の時間をゆっくりととれない
- 仕事の変化、家族での新生活でのストレスが大きい
- 収入の減少
- 妻の育児、家事の負担の増加
これらのデメリットはどれも僕の中では辛かったです。
特に、新しい仕事の勉強で家族の時間が減り、妻に家事の負担をいつもよりも多くかけてしまったことが辛かったです。
異業種への転職前にやっておけばよかったと後悔したこと
子供が生まれたばかりの時期に転職をして、やっておけばよかったと後悔したことは以下のようになります。
- 妻に転職して数ヶ月間の家事の分担具合について相談
- 生活レベルを落としておく
- 貯金
- もっと事前から転職する業界の勉強をしておくべきだった
妻に転職して数ヶ月間の家事の分担具合について相談
異業種への転職前にやっておけばよかったと後悔したことの1つ目は、妻に転職して数ヶ月間の家事の分担具合について相談するべきだったと思います。
妻も育児休業中といっても、生まれたばかりの子供につきっきりのためなかなか休む暇がありません。
僕も異業種への転職で仕事についていくのにいっぱいいっぱいでした。
夫婦共に新しい生活で忙しい時期であったことから、あらかじめどういう時にどちらがどの家事を負担するか話し合いすることも必要だったのかもしれません。
もちろん、ルールはある程度あっても、臨機応変に辛そうなときは互いをカバーする思いやりの心を持って家事をこなしていくことは必要だと思います。
生活レベルを落としておく
異業種への転職前にやっておけばよかったと後悔したことの2つ目は、生活レベルを落としておくことです。
異業種への転職は、初めは未経験のため、就職する会社の定める最低賃金からのスタートになります。
転職前は夫婦で看護師をしていたため、世帯年収は平均以上を稼げており、結構お金を使っていました。
しかし、異業種への転職後年収は半分以下となり、稼いだお金だけで暮らしていく工夫が必要になりました。
お金を使う生活に慣れていたため、お金を使わないようにと、生活レベルを下げるために食費や光熱費、遊興費を削ったりしました。
人間は一度生活レベルを上げてしまうと、下げるのが難しくなります。
生活レベルを下げる際にはかなりのストレスを感じました。
貯金
異業種への転職前にやっておけばよかったと後悔したことの3つ目は、貯金をもっとしておくべきだったと思っています。
貯金があると、ある程度の収入の減少には耐えることができます。
額が多いほど、精神的な余裕は大きいと思います。
しかし、自分の貯金が毎月減っていくのを平然と眺めていられるような人は多くないと思います。
第一に生活レベルを下げて、支出を小さくし、それでも足りないところを貯金で補っていく方が精神的な負担は小さくてすむと思います。
もっと事前から転職する業界の勉強をしておくべきだった
異業種への転職前にやっておけばよかったと後悔したことの4つ目は、もっと事前から転職する業界の勉強をしておくべきだったと思っています。
妊娠する時期は誰にもわかりませんが、事前にもっと危機感をもって転職先の業界で使うことを勉強しておくべきだったと感じています。
もっと学習を進めておけば、異業種への転職後に焦って勉強し、家族の時間を削ることが少なくてすんだと思っています。
今考えてみると、転職の時期をもう少し遅らせるのもアリだったのかもしれません。
まとめ
以上が子供が生まれたばかりの時期に異業種に転職した僕の体験談とその振り返りになります。
子供が生まれたばかりの時期は生活の変化もあり、自分だけでなく、家族全体のストレスの大きい時期です。
その時期に転職をするということは、自分だけでなく、家族にも大きな負担がかかることを念頭に置いておきましょう。
家族の大事な時期にこそ、異業種への転職は入念な準備が必要です。
事前に家族での話し合い、予想される困難にどう対処するか考え、経済的にも余裕をもって準備することが必要になります。
子供が生まれたばかりの時期での転職では、家族と相談し計画的に行っていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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