こんにちは。Laurier(ローリエ)です。
僕は猟師(ハンター)になって今年で猟期3年目を迎えます。
先日狩猟者登録の手続きを終え、今年も猟期がいよいよやってきます。
この記事では僕が所属している岐阜県の飛騨猟友会での狩猟者登録にかかる金額や、ハンター保険の内容や金額についても公開していきます。
狩猟者登録や狩猟保険にかかる金額の目安を知りたい方の参考になれば幸いです。
狩猟者登録とは?
狩猟するためには、出猟をしたい都道府県ごとに「狩猟者登録」を行い、狩猟税を納めなければなりません(狩猟免許を受けていない方は、狩猟者登録はできません)。
また、狩猟を行うには、3,000万円以上の共済または損害賠償保険に加入するか、これと同等の賠償能力を証明することが必要です。
狩猟期間は原則11月15日~2月15日の3カ月間に定められており、事前〜狩猟期間中に狩猟者登録をする必要があります。(北海道は10月1日~1月31日)。
以上からまとめると、狩猟を行うには、狩猟期間前〜狩猟期間中に狩猟保険に加入し、狩猟税を支払って狩猟者登録をしなければならないということになります。
狩猟者登録にかかる費用
僕の入っている飛騨猟友会では、狩猟登録の際に猟友会費が徴収されます。
また、猟友会に入会後3年間は地域の射撃場の再建の費用を一部負担させられる(3年間で10万円)ため、「射撃場資金協力金」は、飛騨猟友会以外の猟友会では関係ないものとなります。
狩猟者登録手続き関係にかかる費用
写真では分かりづらい部分もあるので、僕のように第一種狩猟免許、罠免許がある場合の狩猟者登録費用を以下の表にまとめてみます。
項目 | 金額 |
県手数料(罠や第一種など1口1800円) | 3600 |
岐阜県猟友会費 | 7000 |
飛騨猟友会費 | 5000 |
高山支部会費 | 5000 |
証明手数料 | 1000 |
政治献金 | 200 |
新規入会金県猟(猟友会入会時) | 0 |
新規登録狩猟税(猟友会入会時) | 0 |
新規入会金 高山支部(入会時) | 0 |
合計 | 21800 |
ハンター保険の費用
続いてハンター保険関係は以下のようになります。
僕のように第一種狩猟免許と罠免許の2つを登録する際、それぞれ個別に保険に入らなければなりません。
項目 | 金額 |
ハンター保険C (第一種狩猟免許) | 4500 |
罠保険 | 1410 |
合計 | 5910 |
狩猟者登録はハンター保険に入っていないとできないため、それらを踏まえ、
狩猟者登録関係費用(21800円) + ハンター保険(5910円) =27710円
といった感じになります。
飛騨猟友会では有害鳥獣駆除隊員になると狩猟税が免除される
狩猟者登録の費用の内訳として猟友会費が多くを占めていますが、僕の住む飛騨高山では、飛騨猟友会に入ることでメリットがあります。
それは、有害鳥獣駆除隊員になる資格を得られることです。
僕の住む飛騨高山で有害鳥獣駆除隊員になると、毎年3万円強の収入が入ること、狩猟者登録に必要な狩猟税の免除を受けることができます。(他の地域での猟友会で狩猟税の免除があるかどうかは不明です)
今回は、狩猟者登録に焦点を当てた記事になるため、狩猟税について解説します。
本来、狩猟者登録をする際には狩猟税を収める必要があります。
金額の目安は以下のようになります。
僕のように看護師など、普通に会社で勤務しているサラリーマンで、第一種狩猟免許、罠免許の登録をする場合、
第一種狩猟免許狩猟税(16500円) + 罠免許狩猟税(8200円) = 24700円
となり、24700円を狩猟税として収める必要があります。
飛騨猟友会に入会しているとこれらを払わなくて済む他、ハンター保険も個人でかけるよりも安く済むためメリットが大きいです。
ハンター保険の内容や詳細
上記でハンター保険にかかる金額を公開してきました。
実は第一種狩猟免許は3つのプランの中から保険の内容を選択ができます。
詳細は以下のようになります。
A1、B1、C1のそれぞれのプランから、保険を選ぶことができます。
これは、自分の狩猟でのリスクや、生活防衛資金から保険内容を選ぶと良いでしょう。
僕の場合、あまり保険は必要なさそうなので、一番安い保険にしています。
次に、罠のハンター保険の内容は以下のようになります。
罠のハンター保険は選択肢がなく、一択となります。
まとめ
以上が僕が所属する飛騨猟友会での狩猟者登録にかかる費用の内容になります。
狩猟者登録関係費用(21800円) + ハンター保険(5910円) で27710円かかることを説明してきました。
狩猟者登録や狩猟保険にかかる金額の目安を知りたい方の参考になれば幸いです。
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