僕は現在33歳で納豆を毎日のように食べています。
しかし、生まれてから去年までは納豆が嫌いでした。
僕が納豆を好きになったきっかけは納豆について知ることからでした。
今回は納豆嫌いだった僕がどのように納豆を好きになっていったか、納豆の美味しい食べ方を公開していきます。
生まれてから最近まで納豆が嫌いだった
僕は生まれてから去年まで納豆が大嫌いでした。
あの特有の匂いがどうも苦手で、匂いを嗅ぐだけで「無理!!」なんて思ってました。
納豆の食感として、あの特有のネバつきがどうも苦手でした。
僕が小さい頃も親に食べさせられたこともありましたが、上記のような感想を抱き、納豆は嫌いでした。
大人になって結婚し、妻が納豆好きで、頻繁に食べていたため、「納豆のどこがいいのだろう?」と日々疑問に思っていました。
納豆の健康効果について知る
そんな納豆嫌いの僕が納豆の健康的な効果について知る機会がありました。
納豆には肝臓の働きを助けるビタミンB2、貧血を防ぐビタミンB12、老化防止になるビタミンE、中でも、動脈硬化や骨粗鬆症予防効果のあるビタミンK2が多く含まれています。
また、代謝を高めたり、神経の興奮を鎮めたりするマグネシウムや、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛、銅などのミネラルが豊富に含まれています。
これらを多く含む納豆は海外でもスーパーフードとして注目されています。
栄養素的にメリットの多い納豆ですが、食べることで得られる具体的な効果は以下のようになります。
感染症予防効果
納豆には強い抗菌作用があります。
さらに近年は抗ウイルス効果があることもわかってきています。
納豆菌には2000種類あると言われていますが、その中のS-903という納豆菌は、動物実験でインフルエンザウィルスの増殖を抑え、抗体の量を増やす効果が期待できることが確認されています。
さらに2021年の長崎大学の試験管内の実験では、酒や納豆などの発酵食品に含まれる5-ALAというアミノ酸に、新型コロナウイルスの感染を抑制する効果があることがわかったと発表されています。
すでに臨床試験も始まっており、続報待ちのようです。
腸内環境改善効果
納豆に含まれる納豆菌は腸内で乳酸菌などの様々な善玉菌を活性化させたり、悪玉菌の増殖を抑えます。
善玉菌は腸内環境を良くし、悪玉菌は腸内環境を悪化させます。
また、納豆には水溶性食物繊維が多く含まれ、水溶性食物繊維により便秘が改善されるとともに、食べ物の消化や吸収が促進されます。
腸内環境がよくわかる指標として、おならの匂いが参考になります。
やたらお腹にガスが溜まったり、おならが臭いと腸内環境が悪化しているサインです。
女性ホルモン効果
納豆の原料である大豆にはイソフラボンが含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同じような構造をしており、エストロゲンと同様の働きをします。
女性は閉経とともにエストロゲンの分泌量が減り、更年期症状(頭痛やほてり、イライラなどの不定愁訴)がでてきます。
納豆を摂取することで大豆のイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンの代用として働き、更年期障害を緩和する効果があると考えられています。
慢性炎症抑制効果
納豆にはポリアミンという成分が多く含まれています。
ポリアミンは体内の慢性の炎症を抑制する効果があり、動脈硬化やアレルギー、がん、老化の抑制をすることが期待できると考えられています。
血液サラサラ効果
納豆菌に含まれる酵素の中に納豆キナーゼがあります。
納豆キナーゼは血管の中のに作られる血栓を溶かし、血液をサラサラにする作用があります。
血液がサラサラの状態であれば、心臓のポンプの負荷を減らすことで高血圧の予防や、血栓が由来の代表的な疾患である、脳梗塞や心筋梗塞を予防効果が期待できます。
納豆の香りの成分であるピラジン化合物は納豆菌によって作られる成分ですが、この成分は血液中の血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにしてくれます。
納豆はコスパが良い食べ物と知る
納豆はスーパーなどで大体3パックセットで100円程でとても安く手に入ります。
納豆に含まれる植物性たんぱく質も一般的な1パック(g)で6〜7g含まれ、トレーニングなどで筋肉量の維持、筋肉の増強を目指している人にもおすすめできます。
100円程度でタンパク質を20g程摂取できる食べ物はなかなかありません。
筋肉量の維持や健康のため、一日に最低でもタンパク質は0.8〜1g/kg摂ったほうが良いと言われています。
僕はそのために一日にタンパク質を60g(体重60キロ程のため)程度摂るようにしています。
納豆の健康効果とコスパの良さを知ってから、タンパク質を摂るためにも納豆を食べれるようになりたいと思うようになりました。
今ではコスパ良く健康にいられるためには欠かせない必須の食材となっています。
納豆の食べ方を色々と試しているうちに納豆嫌いを克服する
納豆の健康効果やコスパの良さを知ったことから、久しぶりに食べてみることにしました。
しかし、白米に納豆をかけて食べるスタンダードな食べ方では、納豆の匂いと粘つきがダイレクトに伝わり、納豆が嫌いな僕には到底無理でした。
色々と試行錯誤しているうちに一つの結論に至りました。
それが卵かけ納豆ご飯です。
生卵を入れて食べることで、自然と納豆特有の匂いや粘つきが気にならなくなります。
さらに、納豆は粒の納豆ではなく、ひき割り納豆にすると、納豆の匂いが軽減し食べやすくなります。
納豆嫌いだた僕が、現在毎日のように食べている卵かけ納豆ご飯のレシピを以下に公開していきます。
納豆嫌いを克服した卵かけ納豆ご飯のレシピ
納豆嫌いだった僕の卵かけ納豆ご飯のレシピを公開します。
準備するもの
- ひきわり納豆 1パック
- 白米
- 牡蠣醤油 少々
- 生卵 1個
1. 生卵に牡蠣醤油を好みの量を入れ、よく混ぜます。
2.卵に白米を入れ、よく混ぜ合わせます。
3.ひきわり納豆に付属のからしとタレを入れてよく混ぜます。
混ぜる程粘り気が出てしまいますが、30回程混ぜると旨味成分がかなり増えるそうです。
科学的に30回以上混ぜても旨味成分は増さないと言われており、それ以上混ぜるのは人それぞれの好みで良いでしょう。
4.最後に卵ご飯の上に納豆をトッピングして完成です。
最後に
以上が納豆嫌いだった僕の納豆を好きになったきっかけとなった納豆の健康効果やメリット、現在食べている卵かけ納豆ご飯のレシピです。
納豆を食べることで様々なメリットを享受できることから、納豆を食べないのはもったいないと思います。
コスパ良く健康に生きるためにも納豆を食べていくことをオススメします。
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