田舎暮らしで不便だと思うこと【地方】

生活

こんにちは。Laurier(ローリエ)です。

僕は生まれも育ちも田舎である、岐阜県の飛騨高山で約30年暮らしています。

僕は田舎の生活の良さを発信していますが、田舎では心豊かに暮らせる一方、不便に感じることも多々あります。

今回は僕が長年田舎で生活していて不便だと思うことをまとめていきます。

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ネットの情報情報量

田舎暮らしで不便だと思うことの1つ目はネットの情報量が少ないということです。

現代社会はネットが普及しており、インターネットで大半の情報が得られます。

都会ならば情報量が多いのですが、田舎は違います。

圧倒的に情報量が少なかったり、ホームページの情報の更新が遅いところが多く、あまり参考にならない例もあります。

ネットに掲載されていない情報が多い

田舎の店などに関する情報はあまり掲載されていない傾向にあると思います。

田舎は若者よりも高齢者が多く、インターネットを使用しない人が多くいます。

そのため、店側もホームページを持つ必要性が感じられず、持っていない店が多くあります。

昔ながらの店ほどその傾向にあります。

その結果、田舎はネットでの情報量が少ない傾向にあると感じています。

僕は狩猟をしており、猟友会に入っているのですが、こちらの猟友会はネット上に一切情報はありません。

ITが発達した現代でも、情報の伝達は郵送や電話での伝達です。

猟友会の会員は高齢者が多いことから、これらも高齢化の影響でしょう。

店のレビューがなかなかない

田舎の店のレビューは少なく、あまり参考になりません。

人口が少なく、絶対的な客数も少ないこと、ITリテラシーの高い人が少ないことが影響しているのでしょう。

そのため、新しく行ったことのない店に行くには少し勇気が必要です。

しかし、田舎の世間は狭いため、同じ田舎に住んでいる友人や知り合いに聞けば大抵の情報は得ることができます。(知人の感想のみの情報になるため、偏りがでることはあります)

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買い物

田舎暮らしで不便だと思うことの2つ目は買い物の選択肢が限られることです。

田舎には都会のように専門店や量販店があまりありません。

都会の実店舗よりもインターネットの方が品揃えが良く、安く購入できることは多いのですが、それでも不便さを感じることがあります。

実物をみて買い物ができない

ネットでの買い物では実物を見て購入できません。

ネット通販などで買うものは写真や商品の情報から、おおよそのイメージは掴めると思います。

しかし、みなさんも経験があるかと思いますが、ネットでのイメージと、実際とは違うことがあり、買ってみたら違ったなんてことがあります。

服の生地や、靴など、実際に見に着けてみないとわからないものなどの買い物では、近くの街まで買い出しに行くことも出てきます。

しかし、現在はブログやYoutubeなどでレビューされていることもあり、それらのほうが情報量が多いため、実物を見て買い物ができないという不便さは少しずつ減ってきているように感じます。

キャッシュレス決済に対応していない店が多い

コロナ禍でキャッシュレス決済の普及が一気に進んで、キャッシュレスが決済が使える店が増えました。

一方、田舎にはキャッシュレス決済に対応していない店が多いことも事実です。

これも田舎には若者が少なく、高齢者が多いことも関係していると思います。

キャッシュレスができないことに不満を持つ客が少なければ、経営者側もキャッシュレス決済を導入する必要性を感じませんので。

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人間

田舎暮らしで不便だと思うことの3つ目は人間に関することです。

田舎は人が少なく、都会のように人がゴチャゴチャといないため自由に過ごせることがメリットです。

その一方で不便・不満に感じることもあります。

世間が狭い

田舎の人間関係は狭いです。

新しい知り合いができても、その人の知り合いが自分の知り合いだったりすることがあります。

地域の知っている人の割合が高い一方、噂などは広まりやすいです。

高齢者が多い

大半の田舎は若者が都会に出ていってしまうので、高齢化率が高いです。

僕の住む飛騨高山では町中でも一部の町内では、高齢化率が50%を超えて限界集落化した地域もあります。

町中を散歩していても出会うのは高齢の方ばかり。

高齢の方とは、挨拶や世間話など、気さくに話せるのはいいことです。

しかし、車で道路に出てみればシルバーマークの車が多く、危なっかしい人も多くいます。

いつ自分が事故の犠牲者になるかと不安に思うこともあります。

価値観の合う人間が少ない

田舎では人が少ない分、出会いも少ないです。

その分、自分と価値観の合う人も少ないでしょう。

僕も今住んでいる田舎で、価値観の合う人になかなか出会えていないというのが事実です。

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医療

田舎暮らしで不便だと思うことの4つ目は医療に関することです。

田舎は都会以上に医師不足が深刻です。

それにより様々な弊害も出てきています。

かかりたい医者を選べない

田舎では、医師が少ない分かかりたい医者の選択肢が限られます。

医者も少ないということは病院やクリニックの数も少なくなります。

「この医者感じ悪いから他の医者にかかるようにしよう」と思っても、他に選択肢がないなんて場合もあります。

僕の場合、リピートしたい皮膚科が地元にないのですが、あまり好きでない医者でも割り切って利用しています。

専門的な治療ができるところが少ない

田舎の病院では、かなり専門的な医療を受けることが難しいです。

僕は病院で看護師として勤務していますが、大半の病気は田舎でも治療可能です。

しかし、症例が少なく、専門的な治療が必要な場合、都会にある大学病院に搬送が必要になります。

専門的な治療が必要になる場合、大学病院等に搬送が必要になることは、都会の病院とかわりません。

田舎で不便なのは、“専門的な大学病院等までの距離が遠いこと”です。

田舎から都会への病院へ車でいくには、都会の人以上に時間がかかります。

専門的な治療が必要で一刻の時間を急ぐ場合、田舎の病院からヘリでの搬送もありますが、天候が悪くてヘリが飛べない場合、専門的な治療を受けれないなんてことも稀にあります。

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仕事

田舎暮らしで不便だと思うことの5つ目は仕事に関することです。

田舎では、企業規模の大きくない会社が多いため、賃金や福利厚生といった待遇面があまり良くない会社が多いです。

しかし、田舎の中でも企業規模が大きいところで働くことができれば、待遇は良いです。

田舎で就職すると、都会に比べて賃金が少ない傾向にあります。

待遇に不満を持っても、他に行く会社がないから今の会社で我慢しているという人も多いです。

田舎の若者が都会に出てしまうと、地元の田舎に仕事がないという理由で、なかなか帰ってこないという現実があります。

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交通

田舎暮らしで不便だと思うことの6つ目は交通に関することです。

僕の住んでいるような田舎は公共交通機関はあるものの、本数は一時間に一本しかないなどといったこともあり、基本的には車社会です。

僕の住んでいる田舎では、公共交通機関はほぼ観光客向けのものであり、日常生活を送る上では実用的ではありません。

そのため、車が必需品となり、車の維持にかかるコストが発生してきます。

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最後に 〜不満もあるが田舎にはそれを超える魅力も多い〜

いかがでしたか?

以上が僕が田舎暮らしで不便だと思うことをまとめたものになります。

田舎暮らしは不便なところがある一方、それを超える魅力があると僕は思っています。

最後に僕の考える田舎暮らしの魅力をまとめています。

参考までにどうぞ。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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