こんにちは。Laurier(ローリエ)です。
岐阜県の飛騨高山には北アルプスがあり、登山を気軽に楽しめる環境が揃っています。
高山市周辺はほぼ山に囲まれており、登山初心者でも楽しめる里山や低山も豊富にあります。
今回は高山市の地元民からも愛されており、初心者や親子でも気軽に楽しめる、十二ヶ岳の紹介と、僕達親子が実際に登山をした時の記録を公開していきます。
岐阜県周辺で登山初心者の方や親子で登山を楽しみたい方への参考になると幸いです。
十二ヶ岳とは
岐阜県高山市丹生川町折敷地(にゅうかわちょうおしきじ)に位置する標高1326.6mの低山です。
登山道がきれいに整備されており、山頂には展望台と小屋があり、ゆっくりと家族で山頂を楽しむこともできます。
天気の良い日は北アルプスや乗鞍岳、白山を望むことができます。
登山道は登りやすく、比較的距離も短いため夏から秋にかけて多くの人が登ります。
急な坂道もほとんどなく、登山道も広いため、登山初心者や親子での登山でも体力的にきつく感じることはないと思います。
登山道へは車でいけますが、林道を通るため路面状態はやや悪いです。
冬期(降雪以降)は通行不能となるので注意が必要です。
十二ヶ岳の名前の由来
十二ヶ岳の名前の由来は、高山市丹生川町折敷地(おしきじ)、大萱(おおがや)、瓜田(うりた)、板殿(いたんど)にまたがって、山ひだが12あるからと言われています。
また、異説そしては、この山頂から、12の山々が望めるところから十二ヶ岳と名付けられたと言われています。
12の山とは、①乗鞍岳、②御嶽山、③白山、④薬師岳、⑤黒部五郎岳、⑥笠ヶ岳、⑦槍ヶ岳、⑧北穂高岳、⑨奥穂高岳、⑩西穂高岳、⑪前穂高岳、⑫焼岳 の山々であると考えられています。
十二ヶ岳のコース
十二ヶ岳には登山道がいくつも整備されており、様々なルートからアクセス可能です。
しかし、使われていなく、倒木があったり、笹藪が伸び放題の荒れているルートも存在します。
数々あるルートの中から最も登山道が整備されているのが、高山市丹生川町折敷地の登山口からの赤のルートです。
手前の緑のルートから合流もできますが、こちらの道は荒れていてかなり歩きにくいようで、オススメできません
十二ヶ岳のコースタイム
十二ヶ岳のコースタイムは地図のようになります。
上りは約1時間30分
下りは約1時間20分
合計で2時間50分程
山頂でゆっくりと休憩して食事を摂るのであれば、1時間多めに見積もり、約4時間あれば余裕を持って帰ってこられると思います。
十二ヶ岳登山口へのアクセス
十二ヶ岳の上記のルートの登山口を紹介します。
登山口に目印になるものがなく、奥まった場所にあるため2段階に分けて説明します。
① 国道158号線から高山市丹生川町御敷地にある荒城温泉 恵比寿の湯へ向かいます。
② 恵比寿の湯で右手に曲がり、丹生川町瓜田に向かう林道を10分ほど車で走ると登山口があります。
駐車場には車を5台以上は停められるスペースがあります。
写真の右手の登道を登っていきます。
実際に十二ヶ岳へ子供を連れて親子登山へ
実際に僕達夫婦も生後10ヶ月の子供を連れて3人で登山に行ってきました。
写真のようにベビーキャリアを背負って行ってきました。
ベビーキャリアがあると赤ちゃんや幼い子供を背負いながらも、登山に必要な荷物を持っていけるので安心です。
ベビーキャリアが気になる方は下記のページを御覧ください。
十二ヶ岳登山道
上りが90分と書いてありますが、徒歩で50〜60分と書いてあります。
僕達は子供を背負ってゆっくりと行きましたが、上りは90分もかからないくらいでした。
十二ヶ岳の折敷地ルートには写真のように熊よけの鐘が何箇所も設置されています。
熊よけのため、鐘を鳴らしていくと良いでしょう。
登山道も歩きやすく、林道としても使用しているようで、輪だちが残っています。
実際にこのときも車が一台登っていきました。
十二ヶ岳山頂へは終始このような道を登っていきます。
他のルートからの合流地点です。
ここから見るに、丹生川町瓜田からのルートは笹藪だらけでした。
山頂少し手前には鳥居があります。
ここが見えたら山頂までもう少しです。
十二ヶ岳山頂
十二ヶ岳山頂での展望台では白山方面と高山市を眺めることができます。
白山・高山市方面の眺めも良いです。
山頂展望台から後ろを振り返ると、北アルプスがみえました。
5月上旬なので、北アルプスにはまだ雪が残っています。
写真では笠ヶ岳、穂高岳がみえます。
十二ヶ岳山頂の小屋
十二ヶ岳の展望台のすぐ横に写真のような小屋があります。
日差しや雨風を遮ることができ、ゆっくりと休むことができます。
子連れにはこのようなスペースがあるととても助かります。
この日は僕達以外にも、子供と親子登山を楽しんでいる家族が2組いました。
小屋の中は結構広めです。
何組もグループが入ることができます。
色々な方の十二ヶ岳の感想が書かれていました。
色々なところから遥々と高山市のここ十二ヶ岳まで訪れている様です。
読み出すと結構面白いです。
妻が登山者ノートにこのように書いていきました 笑
写真から時代の移り変わりを感じます。
下山後の温泉は荒城温泉 恵比寿の湯へ
汗をかいたら下山後は温泉に入りたくなると思います。
高山市丹生川町の折敷地まで来ることは滅多にないと思いますので、その際には、登山口近くの荒城温泉 恵比寿の湯がオススメです。
小さなところですが、県外からもお客さんが来るほど人気の温泉施設です。
泉質が良いようで、僕も入ったときは他の温泉と違ってかなり温泉としての成分が濃い印象を受けました。
ホームページが以下のURLです。定休日や料金を確認できます。
最後に
以上が岐阜県の高山市にある、初心者や親子登山にもオススメな十二ヶ岳の紹介になります。
十二ヶ岳は登山初心者や親子登山でも登れるような手頃な低山です。
ここまで登山道が整備され、山頂でゆっくりとできる山はなかなかないと思います。
十二ヶ岳は北アルプスに近く、眺めも最高な素晴らしい山だと思っています。
登山初心者や親子で登山をしたい方も是非足を運んでみることをオススメします。
登山初心者の方や親子登山を一人でも多く楽しんでいただけると幸いです。
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