登山から学んだこと6選【教訓】

登山

こんにちは。Laurier(ローリエ)です。

僕は趣味で登山をしています。2022年現在で登山歴6年目に入りました。

登山は登頂などの目的達成のために計画を立て、限られた装備を持って挑むスポーツです。

登山からは学べることがたくさんあります。

今回は僕が登山から学んだことについてまとめていきます。

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日本にはあまり知られていない美しい景色がたくさんある

岐阜県高山市の猪臥山でのご来光

僕が登山から学んだこと6選の1つ目は日本には多くの人に知られていない美しい景色がたくさんあるということです。

登山といえば美しい自然を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

登山では、登山者にしかみられない美しい自然を堪能できるという魅力があります。

自然の景色も季節、気温、天候、時間によって表情は様々であり、なかなか同じ景色を狙ってみることはできません。

僕は元々美しい景色を見るのが好きで海外ばかりに足を伸ばしていましたが、日本の身近に美しい景色があり、そこに自分の実力でも行けることを知ってから登山にハマっていきました。

最初は体力のなかった僕でしたが、回数を重ねるごとに山頂の遠い山でも行けるようになり、成功体験を得ることができました。

これらの成功体験は体力のなかった僕に自信を与えてくれました。

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厳しい大自然の中では人間は無力

僕が登山から学んだこと6選の2つ目は厳しい大自然の中では人間は無力ということです。

登山での自然環境は町中とは全然違います。

少し前まで晴れていたかと思えば、突然雨や雪が降るなんてことが当たりまえにあります。

夏でも気温は一桁に下がりますし、冬には体感温度は-40℃なんてこともよくあります。

春山でミゾレが降って一気に低体温になって亡くなる事故は毎年のようにあります。

山の尾根で積乱雲に会って雷に打たれて亡くなった方も多くいます。

登山装備が今ほど発展していなかった戦後の昔の山では、夏でも雨に打たれると低体温で亡くなる方も多くいたようです。

山の川の増水で流されて亡くなった方もいます。

こういった多くの事例から、大自然の中では人間は無力であることを思い知らされます。

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段取りが8割

僕が登山から学んだこと6選の3つ目は段取りが8割ということです。

段取りが8割」という言葉があります。

これは全ての物事に言えることではないでしょうか?

登山にもそのようなことが言えます。

登山では、登る山を決め、ルートの選択、危険箇所の確認、事前の天候、気温や風の予報の確認、必要な食料や水分の検討、ウェアの選択、緊急時の道具の準備など事前の準備が大切です。

これらの準備を怠ると、遭難する確率が上がり、最悪の場合登山から帰ってくることができなくなります。

あらゆる場合を想定し、確率の高い物事や、起こったら取り返しのつかないことへの備えが大切です。

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物事にはメリットだけのものはない

僕が登山から学んだこと6選の4つ目は物事にはメリットだけのものはないということです。

僕は看護師をしているので医療で例えてみます。

薬には治療効果のためのメリットがある一方、副作用やコストがかかるなどのデメリットがあります。

全ての物事にはメリットとデメリットがあります。

登山では何でも便利な道具を持っていけば良いというわけではありません。

道具を持っていっても重量が増え、必要な体力、エネルギーや水分が必要になってしまいます。

例えば登山でよく使うメリットしかなさそうなレインウェアのメリット、デメリットを上げてみます。

レインウェアのメリット

  • 着れば雨風をしのげる(低体温予防→命を守る)
  • 防寒着にもなる

レインウェアのデメリット

  • 荷物の重量が増える(数百グラム)
  • 購入にお金がかかる

僕たちはこのようなことを自然と考え、メリットが大きい場合に物を購入し使用しているのです。

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一人の時間を確保することが大切

僕が登山から学んだこと6選の5つ目は一人の時間を確保することが大切ということです。

登山では自然の中に身を置くことで現代の文明から離れた時間を過ごすことができます。

テントなどで泊まっている時以外にも、歩いている最中は時間がたくさんあるため、一人で自分と向き合う時間をとることができます。

現代社会の喧騒の中、頭の中を空っぽにする時間は本当に大切だと個人的に思っています。

自分と向き合い、考える事で思いもしなかったアイディアが出てきたり、自分は何をしたいのかなどゆっくりと考えることができます。

今までの歴史の偉人たちも、膨大な時間を持て余してゆっくりと一人の時間をとることが多かったようです。

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自然の中ではどれだけベテランでも死ぬ可能性がある

僕が登山から学んだこと6選の6つ目は自然の中ではどれだけベテランでも死ぬ可能性があるということです。

これは2つ目とやや内容は被りますが、どれだけ登山に慣れて事故の対策をした人でも、少しの判断ミスで山の中(自然の中)では死ぬ可能性があるということです。

どれだけ慣れた山域でも、霧や吹雪で視界を奪われて遭難する例は登山の歴史でよくあることです。

視界が良くても、ふとした気の緩みから滑落して重症を負ったり、死亡することもあります。

毎年登山での死亡事故例は後を絶ちません。

登山は僕たちに素晴らしい体験をさせてくれる一方、自然の中では死の危険をはらんでいるということです。

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最後に

以上が僕の登山から学んだこと6選になります。

僕は登山という体験を通して、ここでは語りきれないほど様々な学びがありました。

僕の学んだことが皆さんの役に立てれば幸いです。

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