僕は2017年頃より本格的に登山をはじめました。
元々は全く登山に興味はなく、海外にばかり興味があり、海外の美しい建造物や絶景を求め留学や旅行に時間とお金を使っていました。
そんな僕がなぜ登山にハマり、登山をするようになったのか。
僕が登山をするようになったきっかけや、登山の魅力を書いていきます。
登山にハマる前の登山のイメージ
元々僕は運動が好きではなく、ゲーム好きのインドア派でした。
登山にあまり良いイメージはなかった
元々登山にあまり良いイメージはありませんでした。
苦しくて辛いスポーツなのに、なぜハマる人がいるのか当時は僕も理解できませんでした。
登山をしない人の多くが、僕の以前考えていた登山のイメージを持っているでしょう。
大人になって実際に登山をしてみて
2013年の秋に妻と思いつきで乗鞍岳(標高3026m)に登山をしました。
登山に関する知識は全くなく、スポーツ用のウェア等もありません。
気温は寒く、動くと汗をかいて暑い。
体感温度はかなり不快で、クタクタに疲れて翌日は動けなくなりました。
この時も山好きとは程遠い感じでした。
この頃の写真を振り返るととんでもない格好で山に行っていました 笑
秋の高山はかなり寒く、このときは防寒着を持っていなかったため、妻のスカーフを借りて寒さをしのいでいました 笑
遭難のもととなりますので絶対に真似しないでください。
登山にハマったきっかけ
自分の中での登山のイメージはよくないまま、時が少し過ぎます。
義父、義兄の影響でアウトドアが楽しいことに気づき始める
インドア派な僕でしたが、義父、義兄がアウトドア派で、休日に沢登りやハイキングに連れ出される機会がちょくちょくありました。
当時僕は体力がなかったため、行って帰ってきてはバテバテでした。
この頃からアウトドアな活動をするには、服装などの装備を整えるとかなり快適に活動ができるとわかってきました。
絶景好きな自分の興味の対象に山も入り始める
絶景が好きで海外にばかり足を運んでいましたが、それには長期の休みが必要で毎回大きな金額が必要になります。
そこで、国内で手軽に絶景を楽しめる場所はないかと本やネットで探していたところ、山の景色が目に入りました。
自分でも行ける簡単な場所で、この場所に行ってみたいと思う山を見つけ、妻と共に山を登る計画をしました。
この時から、僕の中で登山は絶景を観に行く”手段”と化しました。
登山の装備を揃え始める
国内で気軽に絶景を観に行くために山に行くとはいっても、登山には装備が必要です。
以前に、アウトドア活動では装備を整えれば快適に活動できることを義父と義兄とのアウトドア活動で知っていたため、登山の専門店で妻とウェアやザックなどの装備一式を揃えました。
本やネットで絶景の場所を調べている中で、今後も山に登るかもしれないと思っていたため、費用はかかりましたが、初期投資だから仕方ないとわりきりました。
実際に目的の山に登ってみたことで感動する
2017年の秋の快晴の日に北アルプスの焼岳に登りました。
初めての本格的な登山でバテバテではありましたが、なんとか登頂。
山頂付近では火山ガスが吹き出しており、一部は毒ガスの出る地帯。
”地球が生きている”姿をみて感動した記憶があります。
僕達夫婦の目的である近場で活火山をみるという目的を達成できました。
山頂からは北アルプスの山々を見渡せました。
2400m程の山でしたが、麓を見ると、自分たちが上げてきた標高の高さが数字で見るよりも目で見ることで、果てしなく高く感じ、達成感を大きく味わえました。
この頃は山の名前や標高などは全くわかりませんでしたが、気付いたら山頂あたりから1時間ほどボーッと景色を眺めていました。
目的を達成し、疲れたときに食べる食事もいつもよりも美味しく感じました。
この体験により僕たち夫婦は山の魅力に取り憑かれていきました。
登山の魅力
登山の魅力は様々であり、人によって登山の目的は違います。
僕が知る限りの登山の魅力は以下のようになります。
- 大自然の中に身を置き、絶景を観られる
- 冒険感を味わえる
- 厳しい運動後の達成感を味わうため
- 運動後に美味しい食事を味わうため
- スキーやスノーボードなど、バックカントリーを楽しむため
大自然の中に身を置き、絶景を観られる
多くの方が登山の魅力といえばこれを連想するのではないでしょうか。
写真などで山の絶景の写真をみることはあるかと思いますが、写真で見るのと、実際にその場所に身を置くのとでは全く景色の感じ方が違います。
山を登ったことがある方にはわかると思いますが、実際に山に行って絶景をみると、色々と感じるものがあります。
山は天気や気温、四季で表情を変えます。
山の風景は刻一刻と変化しており、同じ景色は何度も味わうことができません。
脳科学的にみても、自然の中に身を置くことで、幸福を感じるホルモンの一種であるセロトニンの分泌が促されることがわかっています。
僕の場合も絶景探しの結果として登山にたどり着きました。
そこには大自然の中を歩き、たどり着いた者にしか観ることができない景色があります。
旅行などで行くような観光地はお金を払えば誰でもみられますが、登山の場合は目的地にたどり着くまでの努力をしないと絶景を見られません。
そういった”一部の人にしか見ることができない絶景”という点に僕は惹かれたのかもしれません。
冒険感を味わえる
登山は街を離れ、大自然の中を歩くアクティビティのため、冒険感を味わえます。
人によってはあまり人が入らないような谷や尾根などの場所に踏み入って冒険をすることもあります。
事前に山頂に行くのに必要な装備を選び、食料や水を考えていく。
当日の自分のコンディションや天候から到達可能な場所を予測し、場合によっては引き返す判断も必要になる。
まさに冒険です。
短い旅の間に困難があることでドラマが生まれ、一生記憶に残り続けるでしょう。
昔では山は、普通の人は近寄れない神に近い領域でした。
現代では登山道もできたことから色々な山を楽しめます。
また、科学技術の発展により、装備も持ち運びやすく、便利になりました。
まさに現代で楽しめる、身近な冒険のできるスポーツではないでしょうか。
厳しい運動後の達成感を味わうため
登山は一定のリズムで山を登るため、ランニングに通じるものがあります。
マラソンなど、長い距離を走ると達成感があるかと思います。
登山も同じで、山頂に立つことで今まで登ってきた道や街を見下ろすことができ、達成感も大きいです。
こちらも脳科学的には、山頂に到着するなど目的を達成することで、幸福感や達成感を得られるドーパミンの分泌が促されることで起こっています。
運動後に美味しい食事を味わうため
誰もが味わったことがあるかと思いますが、運動後の食事は美味しく感じますよね?
登山の場合も同じで、山頂の絶景を楽しみながら食事をするのを楽しみにしている人もいます。
人によっては自宅で食材の下準備をし、山頂で調理している強者もいます。
スキーやスノーボードなど、バックカントリーを楽しむため
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツは通常はスキー場でします。
しかし、スキー場の外のエリア(バックカントリー)でそういったスポーツを楽しむ人もいます。
スキーを履いて山頂や尾根を目指し、絶景の中を滑っていく。
かなり爽快そうですが、これは登山もウィンタースポーツもできる上級者向けとなります。
まとめ
いかがでしたか?
以上が僕の登山をするようになった経緯と、僕の知る登山の魅力です。
少しでも登山の魅力を知ってもらえると幸いです。
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